2016年06月26日
一休食堂
先日、石垣島へ行く機会がありました。
短期の訪問でしたが、もちろん楽しみにしていたのは、沖縄そば。
沖縄本島の南部生まれ、南部育ちの私にとって、八重山はいつ行っても新鮮な驚きがあります。
食も、もちろんそう。
八重山独特の麺や、ぴぱーちなど独特の香辛料文化があって、沖縄はやっぱり多様な島の文化からできてる県なんだと感じます。
以前、石垣に赴任していた同僚のお勧めのお店。
石垣市石垣にある『一休食堂』。
私は初訪問でした。
バンナ岳近くにある食堂。
地元の人気店で、たくさんのお客さんで賑わっていました。
メニューは、山羊そばが売りなんですが、同僚のお勧めは牛そば600円。
他にも、山羊汁や牛汁、もちろんノーマルの八重山そばがあります。
カレーライス400円は、店の愛情を感じます。
今回は、牛そばをいただきました。
石垣島で、牛そばと言えば、10年前に訪問した『あんぶれら』を思い出します。
あれで、初めて牛そばを食べたんだっけ。
『一休食堂』の牛そばは、噂どおり、牛肉がてんこ盛り。
一部、モツも入っています。
スープの色は、牛汁のそれ。
一般的に、豚と鰹で出汁をとる沖縄そばとは違ったパンチのあるスープが魅力です。
スープは、コクがあってさすが牛汁という味わい。
見た目よりもくどくなく、嫌な感じは全くありません。
肉はがっつりで、食べ応えあり。
これで600円は、本当に感動ものだと思います。
スープとも、味付けも、良い塩梅でした。
牛そばに合わせるのは、もちろん八重山そば独特の細めの丸麺。
すっと入っていくのど越しが、牛とも合っていました。
牛汁とそばが一緒にいただける贅沢な一杯。
牛汁というと、少しくどいイメージがあるのですが、『一休食堂』の牛そばは、そんなことなく、牛の美味しさがしっかりと味わえました。
本島にあったら通いたい、石垣が羨ましい名店です。
Posted by サンペイ808 at 18:38│Comments(0)
│石垣島