2016年05月05日

とらや





ゴールデンウイークの、ひとり沖縄そば食べ歩き。

3日目は、那覇市赤嶺の『とらや』へ行ってきました。
場所は、イオン那覇の近く。
大通りから、一本中に入った路地にあります。

落ち着いた外観のとおり、中の雰囲気も小ぢんまりとした、とても素敵なお店。

器もそうですが、箸入れや、つまようじ入れなど、様々な所で、やちむんが使われているやのが、好印象でした。

座席は、厨房から、ぐるっとカウンター席が十数席あるのが中心。
ほかにテーブル席があります。
ふらっと一人で訪れるのも良いですね。


メニューは、本ソーキと沖縄そばの2種類がメイン。
プラスして、じゅうしぃや、きんぴらごぼう乗せご飯など、ご飯ものが4種あります。

沖縄そばは、大中小選べ、麺は平麺と中細麺から選べます。
今回は、本ソーキの大750円を、中細麺でいただきました。

出てきたソーキそばを見て、すぐにトキメキました。
「ルックスが良い沖縄そばは、味も間違いない」と、友人とよく話するのですが。
『とらや』のそばも、一目惚れしそうなルックスです。

スープの香りがまず良い。
一口啜ってすぐに美味しさが広がります。
驚いたのが、鰹ベースで塩で味付けという、すごくシンプルな味付けながら、余韻があるとうか、膨らみがあるスープなんです。
鰹以外の出汁も含まれていると思いますが、シンプルな味付けで、これだけ広がりがあるとは。


初めて食べた方は、きっとびっくりすると思います。

中細の自家製麺は、歯ごたえがあって、ただ固いんじゃなく、もちっとした食感。
一口一口、噛みしめるように食べました。
麺だけでも、旨いと言えるほど、好みの麺です。

本ソーキは、別皿で。
しっかりと味付けされたソーキは、食べ応えあり。味付けは濃いめなので、繊細なスープを考えるとやっぱり別皿が良い。


全体に、とても丁寧に作られた印象の沖縄そば。
膨らみのあるスープは、シンプルな構成の沖縄そばがこんなにも豊かなんだ、と認識を変えさせらた一杯でした。

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