なごみにいこう

大宜味村大宜味にある『おおぎみ食堂』に行ってきました。

当ブログで何度も紹介していますが、５８号線沿いにある食堂で、お気に入りのお店の一つです。
民家の２階を利用して営業しており簡素な作りの食堂ですが、家庭的な雰囲気が良く、窓からはすぐ海が見えていつも昼食時に癒されています。

メニューは少ないながら、食堂の定番が揃っています。
三枚肉そば、ソーキそば、トンカツ、生姜焼き、みそ汁、もやしチャンプルー、ふーチャンプルー、チャーハン。
550円から700円の価格帯で、や さしい設定です。

今回は、もやしチャンプルー600円をいただきました。

普段は主役になれない、もやしですが私は大好き派です。
前田食堂の牛そばも、実は主役はもやしじゃないかと考えているほど。
あの胡椒が効いたシャキシャキのもやしがあって初めて、牛そばの魅力が出ます よね。
http://nagominiikou.ti-da.net/e3514356.html

沖縄そばの他にも、ラーメンのトッピングとしても好き。
歯応えと瑞々しさは、ラーメンにも良く合います。

そしてもちろん、もやし炒めも大好き。
いつでも安くて、すぐに食べられて、旨い、もやし炒めは家計の応援団。
島豆腐も好きなので、もやしと豆腐のチャンプルーは、日常の大好物ですね。

『おおぎみ食堂』のもやしチャンプルーも、間違いのない一品でした。
もやしをメインに、ニンジン、玉ねぎ、豚肉、ポーク、ネギと大ぶりの島豆腐のチャンプルー。
これぞ沖縄の家庭の味で。
味付けは、濃すぎず、薄すぎず、適当でした。

ボリュームはもちろん、他の料理同様、山盛りで出てきます。
もやしチャンプルーに、玉子焼きと、サービス的な豚肉しょうが焼きがちょっと付いてくるのも嬉しい。
ライスは大盛り、汁物として沖縄そばも付いてきます。
シャキッシャキのもやしと、たっぷりの島豆腐、そしてポークを、ご飯と一緒にかき込みました。

店を出るときに、笑顔になるような、元気が出るような、チャンプルー。

ごちそうさまです。  

名護市為又にある『石川さん家』に行ってきました。

北部看護学校や名桜大学が近くにあるため、学生さんの利用が多く、リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられるのが特徴です。

５８号線からの分かりやすい行き方は、北向けに走って、白銀橋交差点を名桜大学に向かうように左折。
その後ずっと直進して、右手の酒屋「アルテッ ク」を目印に信号から右折です。
しばらく行くと右手に店が見えますよ。

店は、パーラーと食堂を足して割ったような雰囲気。
店内にテーブル席が７つあります。

メニューはどれも、利用しやすい価格。
タン塩セット500円、タコライス(大)700円(中)400円、タコライスセット500円、そばセット500円、てびちそば(大)650円(中)550円(小)400円、沖縄そば(大)650円(中)550円(小)400円、タコそばセット500円、てびち定食650円、タコス五個750円、タン塩定食650円。
500円メニューが充実していて、学生さんにはありがたいでしょうね。

今回は、「タコライスセット」500円をいただきました。
タコライスに、目玉焼き、キャベツ千切り、そしてスープが付いてきます。
このボリュームで500円とは嬉しい。

挽肉とチーズ、キャベツが乗ったタコライスは、挽肉の味は控えめ。
ソースをかけて好みの味でいただきます。
辛すぎない味付けで、食べやすい印象でした。

タコライスに目玉焼きは初めてでしたが、ドライカレーに玉子が合うように、相性はもちろんぴったり。
スープも付いてこの価格は、お得だなと感じました。

気になるメニューに、タン塩セットがあるので、次回ぜひ挑戦してみたいと思います。
  

2014年02月08日のブログ内容の訂正です。

『かじまやーの中味そば』
http://nagominiikou.ti-da.net/e5906104.html

ブログで、「メニューからじゅーしーが無くなっている」という内容を書きましたが、２月11日に訪問した所、ちゃんとありました。じゅーしー。
前回訪問日に、たまたま無かっただけかもしれません。

私の確認不足で申し訳ありません。
２月８日のブログも修正させていただきます。
思えば、他店の情報も、訪問時のメニューを確認しただけなので、日々変更があるはずですよね。
ブログは、あくまでも参考にと考えていただければ幸いです。

じゅーしー150円、やっぱり美味しかったです。
  

名護市宮里にあるつけ麺屋『山原炉船（やんばるろせん）』に行ってきました。

同僚から、名護市に本格的なつけ麺屋ができたと聞き、ずっと行きたかったお店です。
店は、名護市街の住宅地にあり、大宮小学校を目印に行くと良いと思います。駐車場もあるので安心ですよ。

店内は、外観のイメージよりもずっと座席数があり、カウンターや２名掛け、６名掛けのテーブル席があります。
一人で食べに行っても、グループや家族でも大丈夫。

メニューは、つけ麺一本で勝負していて、豚出汁の濃厚つけ麺750円、鶏出汁のあっさりつけ麺750円、魚介出汁のあっさりつけ麺680円の３種 のスープがありました。
これにチャーシューや玉子などのオプションが可能です。

今回は、豚出汁の濃厚つけ麺750円をいただきました。

まず印象的なのが、極太の麺。
かなりの歯応えがあり、まさしく麺を喰らうという、つけ麺らしい麺です。
ノーマルでも、お腹いっぱいになるぐらいボリュームのある麺でした。

つけ汁は豚骨ベースの濃厚な仕様。
太麺に絡む絡む。
味付けもしっかり目ですが、個人的にはつけ麺としてはこれぐらいが嬉しいです。
味オンチなので解説はできないんですが、様々な出汁と味が合わさった、複雑で濃厚なつけ汁でした。

具のチャーシューと、キャベツは後から好みのタイミングで投入します。

つけ麺は、様々な調味料と合わせながら、味の変化を楽しんでいくのが好きなのですが、各種調味料が揃っているのも嬉しかった。
割スープももちろん 用意されていますよ。
他にも、つけ汁を温めるためのレンジが完備されていて、行き届いたサービスに店の心遣いを感じました。

あとお得なのが、ランチタイムのライスのサービス。
ガッツリ派のために、お昼時間は、ライスが食べ放題なんです。
しっかり食べたい私には嬉しい サービスでした。

最後に、つけ汁にライスを投入して、割スープを加え、おじや風にしていただきました。

嬉しいのは名護にも、本格的なつけ麺屋が出来たこと。
沖縄本島中南部では、ラーメン戦国時代とも言えるラーメン店開業ラッシュが続いていて盛り上がっていますが、北部はやっぱりお店が少ないのが現 状。
老舗で良い仕事してるラーメン店がいくつかありますが、トレンドのラーメンが食べたくなる時もあります。
特につけ麺は出している店が少なく、専門店はほぼありませんでした。

『山原炉船』は、間違いなく北部のつけ麺文化を開花させる、先陣を切ったと思います。
今後が楽しみです。  

今帰仁村天底にある沖縄そば屋『かじまやー』。私の推し麺です。

今帰仁村の大通りから外れた、民家の中にあるお店です。
地図を見ながらでないと、なかなか探し出すことが難しい。
そんなお店ですが、探してでも行く価値あり、の沖縄そば屋です。

比較的最近できた店ですが、若い店主が意欲的な沖縄そば作りをしていて、最初訪れた時には小さな感動がありました。

店の沖縄そばは、スープも麺も北部地域の伝統的なそばとは違いますが、すごく全うな沖縄そばで、丁寧に作られたその味が気に入っています。

行き方は、本部半島を今帰仁村から屋我地島にわたる『わるみ大橋』を目印に。
今帰仁村側から、『わるみ大橋』に向かう途中。
左手に『かじまやー』の看板が出ているので、看板に従って左折、直進してください。
駐車場もちゃんとあるので安心ですよ。

お勧めは、どの沖縄そばも美味しいのですが、ソーキそば。
http://nagominiikou.ti-da.net/e3600044.html
ソーキが別皿で出てくるので、繊細な沖縄そばのスープをゆっくりと味わえるはず。
しっかりと味付けされたソーキも美味です。

今回、久しぶりに訪れたのですが、メニューが少し変わったよう。
煮付け定食が始まるなど、いろいろと挑戦されているようです。
味付けがすごく良いので、煮付けも一度食べてみたいな。

メニューは、三枚肉そば500円、ソーキそば600円、中味そば600円。大はプラス100円、小はマイナス100円です。
他に、ライス、小鉢、刺身の付いた、そば定食と煮付定食が750円でありました。
ライス100円、黒糖ジーマミアイス150円もあり。

今回は初挑戦で、中味そば(大)をいただきました。
中味そば自体が、初めての体験で少しドキドキ。

中身(中味)は豚のホルモンで、中身汁は沖縄の伝統的な料理です。
中味のクセを最初少し心配していたのですが、そんなこと全くありませんでした。
臭みや雑味は無くて、中味の旨さと食感が活かされています。

中味汁のスープではなく、ベースは沖縄そば。
店の沖縄そばに、中味を乗せたイメージです。
中味の味付けは最小限に、中味自体の旨みと、繊細なスープがしっかりと味わえる仕様になっていました。

独特の中味の食感がたまらなく、ぷりっとした中太の麺と共に楽しみました。
軽く乗せた刻みしょうがも良い感じ。

すごく食べ応えのある一品で、中味と沖縄そばの良さを活かしたメニューだと思います。特に、基の沖縄そばが美味しいだけに、繊細なスープをしっかりと味わえる作りになっている所が良かった。
中味そばの美味しさを発見した一杯でした。

桜の季節がもうすぐ終わりますが、沖縄本島北部、やんばるは、今すごく良い時期。
寒すぎでも暑すぎでもなく、晴れた日は絶好のドライブシーズンです。

やんばるに来たら、ぜひ『かじまやー』に寄ってみてください。  

名護市に住みはじめて、もうすぐ２年。

様々なものを食べてきて、もう最後の秘境といっていいでしょう。
『宮里そば』のカレーライス。

『宮里そば』 のスパゲティを食べてから１年。
ようやくこの秘境メニューを食べることができました。

名護市にある老舗の沖縄そば屋『宮里そば』。
地元名護市の方はもちろん、沖縄県民なら知らない人はほとんどいない有名店です。
観光ガイドにも必ずといっていいほど掲載されるこの店は、早い時間から夕方まで、地元の常連、県内からのお客さん、そして観光客でいつも賑わっています。

そんな中にある異色のメニューが、スパゲティとカレーライスです。
あらためて『宮里そば』のメニューを見ていくと、ソーキそば500円、三枚肉そば500円、そば小400円、カレーライス400円、スパゲッティー400円、ごはん100円、トースト100円という構成になっています。

今回は、カレーライスをいただきました。
見た目から懐かしい、食堂カレーの醍醐味といえる、黄色いカレー。
スパイシーさとは無縁の驚くほど、マイルドなカレーです。
具材は、大きめのニンジンと、玉ねぎ、鶏肉のシンプルな構成です。

感想は、普通に旨いカレーです。
おそらく見たイメージままの味かと。
最近では、高級店以外でも、スパイスなどにこだわる飲食店も増えていますが、それとは真逆の方向性のカレーです。

それにしても、超がつく人気の沖縄そば店で、なぜカレーライスがメニューにあり続けるのか。

９割が沖縄そばを食べるのに。

その答えを想像しました。
『宮里そば』は変わらないそのままで、変わったのは私たちの方なんですよね。
美味しくて、喜ばれるものを安く提供する。
そんな姿勢でずっと営業を続けている『宮里そば』。

驚異の500円で販売しているソーキそばも、美味しい沖縄そばの味を維持しているのも、お客さんを心底大切にしているからなんだと思います。
喜んでカレーライスを食べる地元のお客さんが、少なくても居続けるから、止めないんじゃないかと勝手に想像しました。

カレーライスの味と一緒で、この優しさが『宮里そば』の姿勢なんだと思います。

最初の姿勢を維持し続けることは、美味しいものを出すことよりも、ずっと難しい。
だからこそ、たくさんの人に愛される老舗『宮里そば』。

またカレーライス食べにきます。  

名護市のレストラン『海洋』へランチに行ってきました。

レストラン『海洋』は、名護市大南の市街地にある老舗のレストラン。
ビビッドな外観に、最初訪れた方はまずびっくりすると思います。
私の知っている飲食店で、これほどインパクトがある店はなかなか無いですね。

『海洋』は、ステーキと鰻が有名なお店で、お昼時は、ステーキを食べている方を多く見かけます。
魅力は何と言ってもリーズナブルな価格設定。
ランチでは、サーロインステーキ250グラムを、ライス、スープ、サラダ付きで、1000円で食べる ことができます。
ランチのうな重700円もかなりお得ですね。

メニューは、ステーキから鰻、トンカツから定食まで、いわばご馳走を全部食べることができる、元祖ファミリーレストランのような店です。
以前は、このようなレストランが沖縄県内にも各地にありましたが、最近は少なくなりました。

私の思い出のレストランは、那覇市首里石嶺にあったレストラン『天泉』です。
本当に和洋中なんでもあったな。

そんな、昔のレストランの良い所を残した『海洋』ですが、ステーキや鰻以外にもランチタイムには、リーズナブルな定食メニューが提供されていま す。
ノーマークだったのですが、500円のランチメニューもあり。

今回は、牛丼500円をいただきました。
他に、豚丼、カレーのバター焼き、コロッケ定食、グルクン定食が500円で食べることができます。
600円、700円ではちゃんぷるー系やフライ 系のメニューも充実していますよ。

牛丼は、いわゆるチェーン店の牛丼と違い、牛肉を焼いたもの。
牛焼肉丼という所でしょうか。

玉ねぎ、キャベツ炒めが入っていて、味海苔がかかっているのも特徴的。
牛肉はしっかりと下味が付いており、ご飯が最高に進むお肉です。
言っても、ステーキ屋の作る牛丼なので、贅沢な一品ですよね。

ライス、肉ともボリュームは申し分なく、ご飯をかき込む、丼の幸せを堪能しました。

牛丼には、みそ汁、冷や奴、お新香が付いてきます。
これで、500円はリーズナブル。
ステーキの印象が強い『海洋』ですが、これなら気軽に利用することができます。

時代に流されず、オリジナルなスタイルで地元に愛され続ける『海洋』。
これからも応援していきます。

  

元気を出したくて名護市内の食堂『和』に行ってきました。

名護市城にある食堂で、名護市営市場を目印に行くと良いはず。
沖縄食堂の特徴であるメガ盛りですが、私はやんばるを代表するメガ盛りのお店だと思っています。

もちろんボリュームだけでなく、家庭的なホッとする味付けも魅力の一つ。
そして、お店の方の明るい接客にも、いつも励まされています。

人気店で、お昼は混み合うためなかなかお店に行くことができないのですが、久しぶりにあの元気の出るメニューを食べたいと思い訪問しました。

今回いただいたのは、しょうが焼き600円。
他にもちゃんぷるー系やカツ丼など、食堂の定番メニューが600円で食べることができます。

出てきた豚肉のしょうが焼きは、他のメニュー同様、ガッツリな作りの一品でした。
豚肉のボリュームもそうですが、特徴は、野菜炒めがたっぷり付いてくるところ。
どちらがメインか分からないほどの野菜炒めですが、野菜不足のサラ リーマンには嬉しい得点。
栄養たっぷりなのも、店の愛情が感じられます。

キャベツ、にんじん、ピーマン、もやしがたっぷり入った野菜炒めはシャキシャキの作り。
味付けは優しめで、ホッとする味のちゃんぷるーです。

豚肉のしょうが焼きは、しっかり味付けされていて、ご飯が進む、間違いない美味しさ。
肉、ご飯、肉、ご飯、の永久ループに入ってしまいました。

そしてご飯は、日本昔話のような本当の山盛り。
見たことがない高さのご飯は、食堂界でも最高峰かと。

口直しのキュウリの和え物も嬉しいですね。

満腹を通り越すようなボリュームですが、野菜の優しい味付けで、最後まで美味しくいただきました。
元気を出したい時のしょうが焼き。
元気を出したい時の食堂『和』。

今回もエネルギーを満タン充電できました。
サラリーマンの元気の源、沖縄の食堂。最高です。