2013年04月15日
キングタコス
金武町金武にある『キングタコス』に行ってきました。
結局、旧店舗は併存でなく、閉鎖になったんですね。
あのレトロな雰囲気も好きだったのですが。
でも、こんな決断もキンタコらしいかなと思います。
普通は、『キングタコス』ほどの名店なら、老舗感を出すため旧い店舗にこだわりそうなもの。
そ れがブランドに直結するからです。
そこは、キンタコ。あっさりと綺麗で、スペースのある新店舗を構えました。
「こだわりの無さ」こそキンタコらしさ。
あれだけ売れている店にも関わらず、店舗の内装には全くと言っていいほど金をかけない。
椅子もテーブルもチープです。
宜野湾店の順番を表す札は、段ボールの紙でした。
お客さんは多いのに、駐車場も無い。
では、何にこだわっているかと言えば、タコライスそのものなんです。
600円のタコライスチーズ野菜は、挽肉とチーズと野菜とご飯という、超シンプルな構成。
なのに、他の多くのお店が『キングタコス』のようなタコライスを作ることができないのは、キンタコのそれぞれの具材へのストイックなこだわり故で しょう。
いつも美味しいご飯も、シャキシャキの野菜も、味付けが絶妙な挽肉も、濃厚なチーズも、絶品なソースも、それぞれがこだわりの一品。
物価の変動がある中で、キンタコは食材の質を落とさず、デカ盛りの量も変えず、美味しいタコライスを提供し続けています。
それが分かっているから、キンタコファンは、立地も、駐車場も、内装も、気にしない。
全然オッケーです。
そんなストイックな姿勢でタコライスを作り続ける『キングタコス』が、私は大好き。
これからも時代に流されず、美味しいタコライスを作り続けてください。
付いていきます。
Posted by サンペイ808 at 23:15│Comments(0)
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